— MARVEL全史 —
MULTIVERSE MAP
全体タイムライン
劇場公開作品とDisney+ドラマ、Netflix版マーベルドラマまで。
2008年から2026年まで、劇中年代で辿る。
MCUの世界線は、もう一本の時間軸では説明できない。ロキが掴んだテッサラクトから、ドクター・ストレンジが覗いた1400万605通りの未来まで、枝分かれと衝突を繰り返してきた。
ここでは、2008年の『アイアンマン』から2026年の『ドゥームズデイ』まで、劇場公開作品・Disney+ドラマ・旧Netflix版マーベルドラマ(2024年に正史統合)を、可能な限り劇中の設定年代順に並べた。分岐や衝突に直結する出来事は厚く、通過点的な作品は数行程度にとどめている。公開順と劇中順が食い違う作品には、その都度注記した。
「別アース・接触点」の紫バッジが付いた作品(『デッドプール&ウルヴァリン』『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』)は、アース616本流とは別の暦で動いている物語。年表上の位置は、あくまで本流と接触した瞬間を示すためのもので、他の作品と時系列を共有しているわけではない。
TIMELINE
劇中年代で辿るMARVEL全史
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01
スティーブ・ロジャースは1945年に氷の海へ沈み、2011年に目覚めた。
第二次世界大戦下、超兵士血清によって強化されたスティーブ・ロジャースは、ヒドラの脅威と戦い、最後は自ら操縦する飛行機を氷の海に沈める。
目覚めたのは2011年。彼が失った歳月そのものが、以後のMCUで繰り返される"時間からのズレ"というモチーフの原点になる。
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02
1995年/2018年 キャプテン・マーベル
クリー帝国の兵士として記憶を失っていたキャロル・ダンヴァースが、自分の過去とスクラルとの真実を知る。エンドゲーム直前の"現代パート"は、ブリップとほぼ同時期に相当する。
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03
トニー・スタークが洞窟で作ったアーマーが、MCU第1作の物語になる。
アフガニスタンで拉致されたトニー・スタークが、簡易的なアーマーを組み立てて脱出する。帰国後、彼は記者会見で自ら"アイアンマンだ"と公表する。
この映画自体は2008年の設定として描かれており、公開年とほぼ一致する。以後14年以上続く物語の、文字通りの出発点。
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04
2010年頃 インクレディブル・ハルク
ブルース・バナーがハルクとしての力を制御しようとする逃亡劇。トニー・スタークがカメオ出演する。主演がエドワード・ノートンからマーク・ラファロへ交代した経緯でも知られる。
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05
2011年 アイアンマン2
パラジウム中毒に苦しむトニーと、新たな敵アイヴァン・ヴァンコの物語。ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)が初登場する。
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06
2011年 マイティ・ソー
アスガルドを追放されたソーが、地球でジェーン・フォスターと出会う。詳細はキャラクターページ「ソー」を参照。
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07
2012年、尋問室でロキがテッサラクトを掴んで逃走した。これが神聖時間軸からの最初の分岐になる。
ニューヨーク決戦後の尋問室。手錠をかけられたロキは、テーブルの上のテッサラクトに視線を落とす。この場面自体は劇中では単なる敗北の一コマに過ぎなかった。
意味が反転するのは7年後、『エンドゲーム』のタイムヒースト中。まだ護送される前のロキが、その隙にテッサラクトを掴んで転送、姿を消す。この逃走が、TVAが"許されざる分岐"と呼ぶことになる新しい時間軸の起点になる。
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08
2012年末 アイアンマン3
マンダリンの正体を巡るテロ事件と、アベンジャーズ後のPTSDに苦しむトニーを描く。
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09
2013年 マイティ・ソー/ダーク・ワールド
エーテルを巡ってダークエルフのマレキスと戦う。フリッガの死が、後のエンドゲームでのソーの選択に影を落とす。
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10
2014年 キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
シールド内部にヒドラが浸透していたことが暴かれ、シールドそのものが解体される。MCU全体の政治的な力学を変えた一本。
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11
2014年 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
地球外の物語として初めて描かれるスペースオペラ。ピーター・クイルらが宇宙でチームを組む。
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12
2015年 デアデビル シーズン1
ニューヨーク、ヘルズキッチンを舞台に、盲目の弁護士マット・マードックが正体を隠して戦う。ここで語られるウィルソン・フィスク(キングピン)の過去が、後にMCU本流合流の裏付けになる。
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13
2015年 アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
トニーが作り出したAI、ウルトロンが暴走する。この戦いの中でヴィジョンが誕生する。
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14
2015年 アントマン
スコット・ラングが量子世界の技術を継承する。後の『クアントマニア』に繋がる。
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15
2015年 ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
精神操作能力を持つヴィラン、キルグレイヴとの戦いを描く私立探偵もの。
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16
2016年 デアデビル シーズン2
パニッシャーことフランク・キャッスルが初登場する。
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17
2016年 ルーク・ケイジ シーズン1
不死身の肉体を持つルーク・ケイジが、ハーレムを舞台に戦う。
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18
2016年 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
ソコヴィア協定を巡ってアベンジャーズが分裂する。詳細はキャラクターページ「トニー・スターク」を参照。
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19
2016年(劇中) ブラック・ウィドウ
シビル・ウォー直後、ナターシャが賞金首として追われる"見えない期間"の物語。公開は2021年だが、劇中年代はここに位置する。
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20
2016年(劇中) ブラックパンサー
シビル・ウォーでの父の死の直後、ティ・チャラがワカンダの王位を継ぐ。公開は2018年だが、劇中年代はシビル・ウォー直後に位置する。
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21
この作品で初めて、宇宙の外側に広がる次元の存在が劇中で明言される。
事故で外科医としての手を失ったストレンジが、カマー・タージで神秘の術を学ぶ。エンシェント・ワンから告げられるのは、時間や空間の外側に広がる次元と、そこに巣食う存在ドルマムゥの脅威。
マルチバースという言葉こそ登場しないが、"この宇宙の外側に何かがある"という前提を初めて劇中で明言した一本として、以後の展開の下地になる。
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22
2016年 スパイダーマン:ホームカミング
シビル・ウォーの8ヶ月後、正体を隠しながら戦うピーター・パーカーの高校生活。詳細はキャラクターページ「ピーター・パーカー」を参照。
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23
2017年 アイアン・フィスト シーズン1
失踪していたダニー・ランドが、"鉄拳"の力を継いで帰還する。
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24
2017年 ザ・ディフェンダーズ
デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストが初めて共闘する合流編。
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2017年 パニッシャー シーズン1
フランク・キャッスルを主役に据えたスピンオフ。
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2017年 マイティ・ソー バトルロイヤル
ソーがサカアールで剣闘士として戦う。詳細はキャラクターページ「ソー」を参照。
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ストレンジは事前に視た1400万605通りの未来のうち、勝利できる1つを選んでいた。
サノスが6つのインフィニティ・ストーンを集め、指を鳴らして宇宙の生命の半分を消し去る。アベンジャーズは各地で敗北を重ね、最後はストレンジ自身も塵になって消える。
消える直前、ストレンジがトニーに残す言葉――"これしか道はなかった"――は、彼が事前に視た1400万605通りの未来のうち、勝利できるのがただ一つだけだったという事実の重みを背負っている。この"一つの勝ち筋"というアイデアは、後のドゥームズデイでも繰り返し参照される。
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28
2018年 アントマン&ワスプ
インフィニティ・ウォーの結末と同時進行で描かれる、量子世界を巡る物語。
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29
2018年 ルーク・ケイジ シーズン2/アイアン・フィスト シーズン2
両シリーズとも2018年に最終シーズンを迎える。
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2018年 デアデビル シーズン3
キングピンが再び台頭し、マットとの因縁が深まる。
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31
2018年 ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
ジェシカ自身の出自の謎に踏み込む。
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2019年 パニッシャー シーズン2
1月配信。この直後、Netflix版マーベルドラマ群は打ち切りとなる。
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2019年 ジェシカ・ジョーンズ シーズン3
6月配信、Netflix版マーベルドラマの最終作。
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ブリップから5年後、アベンジャーズはタイムトラベルで2012年に戻る。
消えた半数を取り戻すため、生き残ったアベンジャーズはタイムトラベルを敢行し、過去の自分たちの時代からインフィニティ・ストーンを回収する。この"タイムヒースト"こそが、ロキの2012年逃走という、このページの起点になった出来事だ。
トニー・スタークは自らストーンを使い、サノスの軍勢もろとも消え去る。彼の犠牲によって世界は元に戻るが、代わりに残されたのは、無数に増えた分岐時間軸という新しい問題だった。
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2022年頃 ムーンナイト
解離性同一性障害を持つ主人公マークとスティーヴンが、エジプト神コンスの使者として戦う。劇中の厳密な年代は明言されていない。
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2023年(劇中) スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ブリップの8ヶ月後という設定。詳細はキャラクターページ「ピーター・パーカー」を参照。
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ワンダ・マキシモフは、ヴィジョンを失った悲しみからウェストビューの町を書き換える。
ヴィジョンを失った悲しみに耐えきれないワンダ・マキシモフが、無意識のうちにニュージャージーの町ウェストビューを丸ごと自分の理想のホームドラマへと作り変えてしまう。
この過程で、ワンダは自分がカオス魔法を操る"スカーレット・ウィッチ"であることに目覚める。彼女がここで手にした力と、喪失への執着が、翌年の『マルチバース・オブ・マッドネス』での暴走に直結する。
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2023年頃 ファルコン&ウィンター・ソルジャー
サム・ウィルソンが新たなキャプテン・アメリカの盾を継ぐかを巡る物語。ワンダヴィジョンとほぼ同時期の設定。
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ロキは逃走した直後、分岐を刈り取る組織TVAに拘束される。
逃走した直後、ロキはTVA(時間変異取締局)に拘束される。神聖時間軸から外れた"分岐"はすべて刈り取る対象であり、ロキ自身もまた消去されかけた一人にすぎない。
処刑を免れたのは、エージェント、メビウス・M・メビウスの介入による。彼はロキに、自分と同じように長年TVAから逃げ続けている別のロキ変異体――シルヴィを追う任務を持ちかける。
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40
シルヴィが在り続ける者を殺害し、TVAは分岐を抑える機能を失う。
シルヴィと合流したロキは、共に時の果ての要塞、シタデルへたどり着く。そこで待っていたのは、TVAの創設者を名乗る男、在り続ける者だった。
彼は、かつて自分自身の無数のバリアントと殺し合いになりかけたマルチバース大戦を経て、それを防ぐためにTVAを作ったのだと明かす。後継として、自分を殺すか代わりにこの椅子に座るか――彼はロキとシルヴィにその選択を迫る。信用しなかったシルヴィは、ロキにキスをして時の扉の向こうへ突き飛ばし、単身で彼を殺害する。
これ以降、TVAは分岐を刈り取る機能を失い、抑え込まれていた分岐が同時多発的に増えていく。
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2023-24年頃 シャン・チー/テン・リングスの伝説
テン・リングスの力を継ぐシャン・チーの物語。ドゥームズデイへの出演も確定している。
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42
数千年前〜現代 エターナルズ
数千年にわたり人類を見守ってきたエターナルズたちの物語。プロローグは紀元前まで遡る。
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2023年頃 ミズ・マーベル
パキスタン系アメリカ人の高校生カマラ・カーンが、自身の力に目覚める。
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2023年頃 シー・ハルク:ザ・アトーニー
ジェニファー・ウォルターズが弁護士業とハルクとしての生活を両立させるコメディ。
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ピーターの正体を消すための呪文が暴走し、他の宇宙との境界が緩む。
正体を暴かれたピーター・パーカーが、ドクター・ストレンジに"世界中の記憶からその事実を消してほしい"と依頼したことから始まる。呪文はピーターの度重なる注文で暴走し、"ピーター・パーカーがスパイダーマンだと知る者"という条件が宇宙の境界を越えて解釈されてしまう。
こちらの宇宙に呼び寄せられたのは、グリーン・ゴブリン(ノーマン・オズボーン)、ドクター・オクトパス、サンドマン、エレクトロ、リザードという5人のヴィラン。そしてトビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版、"別の宇宙のピーター・パーカー"本人2人の登場だった。
最終的にストレンジは、世界中から"ピーター・パーカーという存在そのもの"を消す呪文を唱えて裂け目を縫い直す。だが、一度緩んだ境界が完全に元通りだった保証はどこにもない。
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2023年頃 シークレット・インベージョン
スクラルによる地球侵略計画を巡るスパイ・スリラー。
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ウィルソン・フィスク(キングピン)がこの作品でMCU本流に初めて登場する。
クリスマス直前のニューヨークで、クリント・バートンと新人ケイト・ビショップが、"トラックスーツ軍団"と呼ばれる犯罪組織を追う。その黒幕として姿を見せるのが、ウィルソン・フィスク――2015年からNetflix版『デアデビル』で描かれてきたキングピンその人だった。
フィスクの本流合流は、以後の『デアデビル:ボーン・アゲイン』に続く、Netflix版マーベルドラマ群がMCU正史として統合されていく流れの、最初の目に見える一歩になる。
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別の宇宙から来た存在が留まり続けると現実が不安定化する。この作品でインカージョンという現象が説明される。
複数の宇宙を渡り歩く力を持つ少女、アメリカ・チャベスを守るため、ストレンジは彼女と共にアース838へ飛ばされる。そこで対面するのは、モルド、ペギー・カーター(キャプテン・カーター)、マリア・ランボー版キャプテン・マーベル、チャールズ・エグゼビア教授、リード・リチャーズ、ブラックボルトからなるイルミナティだった。
だが本当の脅威はワンダだった。禁書ダークホールドに憑かれた彼女は、他宇宙の自分自身に入り込む"ドリームウォーキング"の力で、アース838に強引に介入する。イルミナティのメンバーは、モルドを除く全員がその過程で命を落とす。
この映画で初めて明確に説明されるのが"インカージョン"という現象だ。別の宇宙から来た存在がその宇宙に留まり続けることで現実が不安定化し、最終的に二つの宇宙が同じ場所を取り合って衝突、どちらかが消滅する。
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2024-25年頃 ソー:ラブ&サンダー
詳細はキャラクターページ「ソー」を参照。
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50
2024-25年頃 ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
ティ・チャラの死後、ワカンダが新たな脅威ネイモアと対峙する。
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51
2024年頃 マーベルズ
キャロル・ダンヴァース、モニカ・ランボー、カマラ・カーンの3人が力を入れ替えながら戦う。
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52
ロキは時間織り機を直さず、自ら分岐を束ね続ける道を選ぶ。
急増した分岐は、それらを束ねる"時間織り機"の許容量を超えかけていた。織り機を無理に直せば、はみ出した分岐は焼き尽くされる。ロキが選んだのは、その手前で自ら時間の枝の隙間に踏み込み、すべての分岐を一本の樹のように束ね続けるという結末だった。
シタデルの玉座に座る彼の姿は、もう最初に登場した若い神ではない。以後のマルチバースが完全な無秩序に陥っていないのは、画面に映らない場所でロキが支え続けているからだ、というのがこの結末の含意になる。
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2024年頃 アガサ・オール・アロング
ワンダヴィジョンで正体を明かしたアガサ・ハークネスを主役にしたスピンオフ。
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TVAは劇中で、Foxユニバースにアース10005という番号を与えたことを明かす。
自分の宇宙(TVAいわく"アース10005")が消滅の危機に瀕していることを知ったデッドプールは、死んだはずのウルヴァリンをTVAの管理外の空間、ヴォイドから連れ出す。
劇中でTVAが明言する通り、アース10005とは、これまでFoxが制作してきたX-MEN/デッドプール映画群の世界に与えられた正式な番号だ。この一本によって、Foxユニバースは正式にMCUマルチバースの一部として位置づけられ、ドゥームズデイでの合流の前提が整う。
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55
2025年頃 キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド
サム・ウィルソンが正式にキャプテン・アメリカとして初主演する劇場作品。
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56
2025年頃 サンダーボルツ*
訳ありの元ヴィランたちがチームを組む。エンドクレジットで新生アベンジャーズ結成が示唆される。
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57
この作品をもって、旧Netflix版マーベルドラマ6作品が公式にMCU正史と確認された。
弁護士業に専念していたマット・マードックと、NYC市長選に出馬したウィルソン・フィスク。二人の因縁が、Netflix版『デアデビル』シーズン1で語られたフィスクの過去をそのまま引き継ぐ形で再燃する。
マーベル・スタジオズ配信部門は、この作品をもって旧Netflix版6作品(通称"ディフェンダーズ・サーガ")を公式にMCU正史と確認した。2015年から続いていた物語が、ここでようやく本流の一部になる。
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58
アース828のファンタスティック・フォーが、本流のカレンダーと交わる最初の接点になる。
1960年代的な意匠のレトロフューチャーな世界、アース828。そこで暮らすリード・リチャーズたちファンタスティック・フォーの物語は、MCU本流のカレンダーと単純に並べることができない、独立した時間軸で進んできた。
エンドクレジットでは、ドクター・ドゥームがアース828でフランクリン・リチャーズを見下ろす場面が描かれる。この一枚の絵こそが、次作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』で起きる宇宙衝突の、最初の目撃者になる。
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59
2025年頃 アイアンハート
リリ・ウィリアムズが独自のアーマーを開発する物語。ワカンダ・フォーエバー後に位置する。
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60
2026年 ワンダーマン
シモン・ウィリアムズを主役にした新シリーズ。全8話配信されたが、シーズン2は2026年7月30日付で正式にキャンセルが発表された。
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61
2026年 デアデビル:ボーン・アゲイン シーズン2
シーズン1の続き。
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62
ノー・ウェイ・ホームの記憶消去後、ピーターは正体を知られていない状態から再出発する。
ノー・ウェイ・ホームの記憶消去呪文で、世界中の誰もがピーター・パーカーを知らない状態からの再出発。フランク・キャッスル(パニッシャー)やハルクといった顔ぶれとの共演も描かれる。
エンドクレジットでは、スパイダー・トラッカーの位置情報がピーターの居場所として"深宇宙"を示す場面で幕を閉じる。
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2026年10月配信予定 ヴィジョンクエスト
ワンダヴィジョン、アガサ・オール・アロングに続く三部作の完結編とされる。2026年8月時点では未配信であり、公式シノプシス以上の詳細は確定情報として扱わない。
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64
この作品の敵役はカーンではなく、ロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームになる。
2024年7月、マーベル・スタジオズは"アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ"の中止と、"アベンジャーズ:ドゥームズデイ"としての再始動を発表する。敵役はカーンから、ロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームに差し替えられた。
公式シノプシスが確定しているのは、"3つの異なる宇宙に生きるヒーローたちが、衝突の道を歩み始める"という骨格。すでに公開済みの『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のポストクレジットでは、ドゥームがアース828でフランクリン・リチャーズを見下ろす場面が描かれている。報道ベースでは、この3つの宇宙はMCU本流(公式番号はアース199999、報道では便宜上アース616と呼ばれることが多い)、ファンタスティック・フォーのアース828、そして『デッドプール&ウルヴァリン』で確認されたFoxユニバースのアース10005とされる。
バトルワールドの形成やインカージョンの具体的な引き金など、細部はまだ予告編後の報道・考察の域を出ない。それでも、2012年の尋問室で始まった小さな逃走が、14年後にここまで拡大したという事実だけは動かない。
確度についての注記
ブリップ後(2023年以降)の劇場作品群は、公式が絶対的な年を明言していないものが多く、ここでの並び順はファンの間で広く合意されている一般的な並びに基づく仮のものであること。ドゥームズデイに関して公式シノプシスが確定しているのは、「3つの宇宙が衝突する」という骨格と、アース828からドゥームがアース616へ渡ってくるという『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』ポストクレジットの内容まで。バトルワールドの形成過程や、各インカージョンの具体的な引き金については、予告編公開後の報道・考察がベースになっており、本編が公開される2026年12月18日より前の時点では確定情報ではない。